【展覧会】「福沢一郎のヴァーミリオン」展 10/16 – 11/15, 2015


このたび、当館では、秋の展覧会として、「福沢一郎のヴァーミリオン」展を開催いたします。

「ヴァーミリオン(Vermilion)」とは、鮮やかな明るい赤色の顔料、またはその赤色そのものを指すことばです。今回は「ヴァーミリオン」ということばを「赤」を象徴するものと捉えて「赤」から福沢絵画の色彩に迫ってみようと思います。
福沢一郎はしばしば「カラリスト」と評されてきました。とりわけ赤の使い方はユニークで、ときに画面全体を覆い、ときに上塗りの陰からちらりとのぞき、画面にさまざまな趣を与えています。
今回は、年代やテーマにかかわらず「赤」が印象的な福沢作品を集めました。それぞれの「赤」の鮮やかさや面白さ、そしてそこに込められた意味を感じ取っていただければと思います。
この機会に、ぜひお出かけください。

・出品予定作品

1954_w_indio_
《インディオの女》1954年


1965_a_fight_yokobai_no64
《争う男》1965年


1978_a_bullfight_m_c123p140
《闘牛》1978年


1991_a_himiko149md
《卑弥呼》1991年 


会 期:2015年10月16日(金)〜11月15日(日)の日・月・水・金開館
    12:00-17:00 
入館料:300円

※講演会開催のお知らせ
「“赤”から読み解く福沢絵画」
講師:伊藤佳之(当館学芸員)
日時:10月30日(金) 14:00〜15:30
場所:福沢一郎記念館
会費:1,500円
※要予約、先着40名様(FAXも可)

<お問い合わせ:お申し込みはこちらまで>
TEL. 03-3415-3405
FAX. 03-3416-1166