題名/title: | 《狩猟》/ Hunting |
制作年 /date: |
1956年 |
技法・材質 /materials: |
油彩・カンヴァス / oil on canvas |
寸法/size: | 193.9×259.1cm |
所蔵 /collection |
群馬県立近代美術館 Museum of Modern Art, Gunma |
1952年5月、国際的な文化イベントの日本代表としてフランスに渡った福沢は、そのまま同国に滞在し、翌年ブラジル、その翌年にはメキシコへと旅を続ける。彼はパリの人類博物館でアフリカや中南米の人々が生み出す造形に強い興味を示しており、それがこの旅の発端であるとも考えられている。1954年に帰国した彼は、かの地で得たさまざまなモティーフや幻想を取り入れ、強烈な色彩と力強い輪郭線をもって精力的に制作をおこなった。《狩猟》では、ジャングルの中で人と動物とがからみ合って蠢き、根源的な自然と人間のちからが示されているようである。 |