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※ふせんに書いてくださったことばをそのまま掲載しています。
※文字の色は、ことばが書かれたふせんの色です。
・月にいる神様「人間もここまで来るようになるとはね。」
・奥の所がブラックホールみたい 宇宙人が何かをみつけた?
・何が落ちてるのだろう.ちょっと不気味だけど服の色がすき。
・おぼれている人に対してただ見つめているように見える 風景は月の上のように見える
・迫力があって絵に引き込まれそうです.
・月面を歩く 人ではない生物のようにみえる 目線の先は顔があって 人間を見下ろす、あわれな視線?
・緑の服の人はなぜにやけているのか
・天の川逆バージョン
・2人は何を見つめている? 人の首? 暗いイメージ
・野生の目玉焼きみっけ!
・見守っている男性の衣の色が好きです。私も子供達の様に見守って欲しい
・氷の湖 氷を溶かせるか そのことで罪人たちを救えないか思案中…?!・波をかき分けて来る子羊に救ひを与えるメシアのやう‥ F
・キリスト? 水の中に人
・おぼれる人々を助けずにただ見つめるおじさん2人 かおが笑っててちょっと怖い
・宇宙の卵 割れてしょんぼり
・月世界のつどい
・New イザナギとイザナミ 新しい日本創造
・助けを求める人と見ている人。女神様みたい。
・何かみつけた
・さるのおんせんをながめている人々
・表面のざらざらが印象的です さわってみたくなります
・水泳大会 海水浴 子どもたちを見守る大人たち
・首切り役人? 白っぽいのは骨に見える 教祖感
・人生を終えあの世へたどり着こう! 向こうからは、来たければ来れば アマクないよ!
・こおりのみずうみをわたるだんて
・美しき色彩の対比.一郎先生の理想が現れた作品 ずっと見ていると私の心も澄んでくるようです
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【ちょっとたねあかし】
《氷の湖を渡るダンテ》
1989年 アクリリック・キャンバス 24.5✕33.5cm
ごてごて、ぼこぼこした画面に、人のかたちがいくつかえがかれています。画面右側には立っている人がふたり。画面真ん中から左にかけて、人の頭のようなかたちも3つあります。えっ、人の頭だと思わなかった!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
この3つのかたちが人の頭らしいと思われる理由は、作品のタイトルにあります。「ダンテ」とは、今から700年ほど前に活躍したイタリアの詩人の名前で、この人が書いた『神曲』は、世界中で読まれるとても有名な物語です。この中の「地獄篇」には、ダンテが地獄の世界を旅する途中「氷の湖」を渡る場面が出てくるのです。そこはとても重い罪を背負った人たちが氷づけになって苦しんでいるところなのですが…。さて、みなさんは最初にこの絵を見たとき、どんな物語を想像したでしょう? ダンテの物語と似ていますか? それともぜんぜん違いますか?