《ピュグマリオン、おのれの作った彫刻に恋する事》1986年
このたび、福沢一郎記念館では、春の展覧会として『福沢一郎の一つの見方』展を開催いたします。
画家の仕事を、音楽の演奏に置き換えてみましょう。
筆と絵の具はときに「楽器」として、カンヴァスという「舞台」に自分だけの世界を奏でる…。
あるいは、絵筆はタクトとして、重なり合う色、かたちをさまざまに操る…。
そんなふうに絵を見ると、今までとちょっと違った表情が見えてきませんか?
今回の展示は、そんなふうに、画家の仕事をちょっと違った視点で捉える提案です。 福沢一郎がカンヴァス上で奏でるシンフォニーを、ぜひお楽しみください。
会 期:4月14日(金)-6月2日(金)11:00-17:00 月・水・金開館
※5月3日(水)、5日(金)は祝日ですが開館します。
入館料:300円
※講演会
「福沢一郎と池袋モンパルナス」
講師:土方明司氏(平塚市美術館 学芸主幹)
日時:4月26日(水)14:00-15:30
場所:福沢一郎記念館