展覧会 「福沢一郎の『ニッポン』」 の関連イベントとして、講演会「福沢一郎、最近の話題」が、5月9日(水)に開催されました。
講師は群馬県立館林美術館館長の染谷滋さん。日本近代美術がご専門で、高崎の群馬県立近代美術館在職中には「生誕90年 福沢一郎展」「湯浅一郎展」「中村節也展」など群馬県ゆかりの画家の展覧会を担当されています。
今回は、2009年に群馬県立近代美術館で開催された「福沢一郎大パノラマ展」の企画裏話、現在同館にて公開中の大作《地痕》《かちどき》について、そして画家吉井忠の日記(『池袋モンパルナス』展(板橋区立美術館)図録所収)にみる福沢一郎のすがたなどについて、わかりやすくお話いただきました。
(2012年5月11日)